2020年10月04日

※ネタバレ※ 蝕世のエンブリオ第1回の感想など

新シナリオ「蝕世のエンブリオ」の第1回のお話となる
2020年8月実装の前編と9月実装の後編が晴れてお披露目となりました。

そこで、先日発売されたファミ通でのインタビュー記事の内容を絡めて
その感想などを書いてみたいと思います。

この記事はこの蝕世のエンブリオのネタバレを含みますので、
未プレイの方はお読みにならないことをおすすめします。


●第1回前編(2020年9月)の感想

グンパを起点として始まる蝕世のエンブリオの
記念すべき初回前半。

話しかけて最初に受けるインパクトは
なんといってもいきなりの新曲ですね。

おそらくダイバージェンスのwave3以来の新曲。
これまでも新規の追加ディスクが出ると
そのシナリオを特徴づける新曲が追加されていましたが、
拡張ディスクほどのボリュームや新規エリアはないはずの
蝕世のエンブリオでも、最初のイベントからの新曲!

これはテンション上がりますね。
力の入れ具合がわかると共に、水田さんの
新曲が聞けることのうれしさがこみあげてきました。

イベントの内容は転生したてのガルカが
ツェールン鉱山を迷い歩いているという内容。

これまで転生の旅に出たガルカはウェライや
グンパ自身など数人登場してきましたが、
新たな身体を手に入れてすぐのガルカというのは
初めての登場ではないかと思います。

しかも名前がラエブリーム(Raebrimm)と
ラオグリムそっくりですから、デュナミスで
永遠ともつかない時間、かつての調査隊のメンバーと
与えられた宿命の鎖につながれてきた彼が、
やっと解き放たれて新たなガルカとして転生した可能性を
感じて、少々心が踊りました。

現在の語り部はグンパに引き継がれているため
記憶をなくして転生したとしても不思議ではないですよね。

ただ、FF11では既存のストーリーやNPCの存在に
矛盾を生むような変化は避けてきた面があるので、
デュナミスにいけば引き続き戦うことのできる
闇の王の存在を考えるとラエブリームが
ラオグリムの転生した姿だと考えるのは早計なのかな、
とも思います。

ラエブリームが手にしていた卵の破片が
その謎を解くカギになるのか否か、
今のところはそこまでの情報はありませんね。

ウェライが転生した姿という線もあるかもしれませんが、
あるいはRaebrimmが何らかのアナグラムになっていたり……?

そしてラエブリームをつけ狙う黒ずくめのゴブリン、
グルームファントムの出現。

山田章博さんのイラストの中でひときわ異彩を放っていた
黒いラグナロクを携えたあのゴブリンですね。

イラストの精悍な姿に比べると実際のモデルは
もう少し禍々しい感じがしますが、口調やモーションが
ユーモラスで、これからもストーリーの
ムードメーカー的な役割を持っていそうな
キャラクターですね。

そしてイベントは進んでブリジッドが提案した
コスプレコンテスト!

なにこれ!マリンとケンの姉弟が久々に出てきて
キャラ崩壊!w

シナリオをメインで手掛ける佐藤さん曰く
コロナ禍で暗いご時世なので明るく笑える要素を
入れたかったとのことですが、おもしろいw

またここの力の入れ様もすごくて、
用語辞典を見るとよくわかるのですが
コスプレするのを選んだキャラクターと
その成績によってものすごい分岐の数があるので
回想ではランダム再生しかできないという、
テキスト量多すぎでは?案件。

そんなドタバタした中でも
アルタナの神兵でコンシュタットの魔女として
カンパニエバトルに参戦していたアズィマと
錬金術ギルドのアズィマ婆さんだと
はっきりと名言された初の場面であったり、
アヤメの隠れた心の闇(?)が明らかになったりと、
選択肢次第で色々な一面が垣間見れて
興味深かったです。

その後のオチまで含めてコミカルな感じの
第1回前半は、まだまだ見えない物語の
とっかかりをガルカ、転生という深堀りされてこなかった
部分に焦点を当てて今後の展開を
期待させるのに十分な仕上がりでした。


●第1回後編(2020年10月)の感想

前編を受けて再びグルームファントムと相まみえる冒険者。

今度は仲間の獣人2人も加わっての、前回よりは
だいぶ難易度の上がった戦闘でした。
(前編の戦闘でなめていてフェイス呼ばなかったら
ひどい目にあいました……w)

そしてラエブリームの持っていた謎の卵の破片は
グルームファントムたちの手に。

しかしそれも彼らの目的のものではなかったと。

ここでラエブリームは退場なのかどうか、
色々と謎を残したまま後編はかなりあっさり終わってしまって
正直に言ってしまうと物足りなさを感じました。

小さな開発チーム(佐藤さんが合流して9人?)での実装ですし
少しずつ長期間に渡ってのストーリー展開であることは
最初から名言されていたのですが、
やはりもうちょっとクエストとやりたい!見たい!
という思いも感じてしまいました。

とは言え、かつての拡張ディスクのように
ボリュームはあっても3ヶ月4ヶ月と間が空いてしまうよりは
こちらの方が前回のお話を忘れないスパンで遊べますし、
これはこれで良いのかなとも考えています。

とにかく山田章博さんのイラストが投げかけてきた
たくさんの謎のうち、ほんのちょっとのとっかかりが
紐解かれただけなので、まだまだこの後の展開が
楽しみでしょうがないですね。


●ファミ通10/8号のインタビューを読んで

蝕世のエンブリオの第1回シナリオが完結したこのタイミングで、
週刊ファミ通10月8日号では11ページに渡るFF11特集が組まれ、
その中の4ページに渡って蝕世のエンブリオに関する
開発スタッフインタビューが掲載されました。

結論から言うと、読み応えのある内容の濃いインタビューで、
現在の開発の環境(コロナ禍下での状況含め)も見えてくる
大変興味深い記事でした。
オポネ菊池さんと電撃の旅団のみなさまに感謝!

週刊ファミ通10月8日号は各ショップで電子版も
購入できますので、まだの方はぜひ手にとってみてください。

インタビューは、おなじみの松井プロデューサー、
藤戸ディレクター、そしてシナリオとカットシーンを
手掛けるプランナーとして再びFF11チームに加わった
佐藤弥詠子さん、そして同じくプランナーで
名前が表に出るのはおそらく初めてではないかと思う
久木隆さんと山崎康司さんの開発5人に聞く形式。

アドゥリン実装時期にインタビューに出ていた
谷口勝さんは以前からもぎヴァナや電撃の旅団夏祭りに
チョイ顔出ししていたりしていたので
今も開発チームにいるでしょうから、
現在のFF11開発チームメンバー9人の内訳で
松井P、藤戸D、佐藤さん、谷口さん、久木さん、山崎さんの
6人は明らかになったということになります。

インタビューの内容は、主に蝕世のエンブリオの内容、
開発決定に至った経緯、現在の開発体制、
実現していきたい目標、今後の展望についてなどが
語られています。

中でも興味深かった部分を以下に抜粋します。

(ファミ通2020/10/8号より抜粋・要約)

未来の話“星唄”に対し、過去にスポットライトを
当てようと考えた。
いままで描かれなかった話の中から掘り下げたいものを
選んでいるが、取捨選択が難しい。(佐藤さん)


かなり古い時代を描こうとしている。
佐藤さんが戻ってきてプロットの基礎を
作ってくれたのが大きい。(久木さん)


人員・リソース的に厳しいと予想していたが、
できそうだと感じている。
全力でがんばりたい。(山崎さん)


どのような形になるか未定だが、
蝕世のエンブリオにまつわるコンテンツも
作りたい。(藤戸さん)


まず佐藤さんのお話ですが、いままで
描かれていなかった部分や、カットされた部分から
スタッフにこれをやってみたいというものを
選んでもらい、そこから選んでお話として
組み立てているということでした。

開発スタッフの方、特にバトル班は
プライベートでもFF11ガチ勢だと聞いていますし、
選ばれた話がどんな物語としてつながっていくのかは
とても楽しみになりますね。


そしてそれを受けての久木さんのお話。

今までのFF11で現在・過去・未来に並行世界と
かなり広い範囲を描いてきたので、
水晶大戦や北方調査隊、ひいてはジラートの時代などより
もっと古代の話がからんでくるとのこと。

その一端が今回実装されたガルカの転生に
まつわる話だとすれば、次に焦点が当たるのが
とこかとても気になってきますね。


次に山崎さんの話ですが、山崎さんは
かねてよりリソース管理を主に行っていて、
小さな開発で新しいモデリングやエリアを作るのが
困難な状況で、はっきり言って
新シナリオの展開については懐疑的だったようです。

ただ、そこに佐藤さんをメインとする
シナリオ班の計画が立ってきて自分も参加するうちに、
やっていけそうだという目星がついたというような
ことを話されています。

これはまだまだヴァナの色々な話や世界を見ていきたい
私のようなプレイヤーにとっては
心強いエピソードと言えるのではないでしょうか。


最後に藤戸ディレクターの話ですが、
具体的なプランはまだ立っていないものの
蝕世のエンブリオにまつわるコンテンツも
作りたいということでした。

これまでもジラート・プロマシアのデュナミスとリンバス、
アトルガンのサルベージやエインヘリヤル、
アルタナのMMMやウォークオブエコーズ、
アドゥリンのメナスインスペクターや
ベガリーインスペクターなどなどと、
拡張シナリオにはそれにちなんだ
シナリオと密接に絡んだバトルコンテンツが
実装されてきました。

蝕世のエンブリオでもそのようなものを
作りたいという開発の意思があると
明確に示されたことはとてもうれしいことですね。

報酬も、あるいは山田章博さんのイラストにある
黒いレリックなどのようなユニークアイテムだったりすると
俄然やる気も出てきますね!


というわけで、蝕世のエンブリオ第1回を終えて、
そしてファミ通のインタビューを読んでみて、
さらに蝕世のエンブリオの今後に期待が膨らみました。

シナリオの展開、コンテンツの実装ともに
未だまったく先の見えない状態ではありますが、
星唄やセイレーン習得クエストを手掛けてきた
開発チームなら、例えチームの規模が小さくとも
必ずFF11ファンが納得のいく出来のものを
届けてくれると信じています。

11月の蝕世のエンブリオ第2回が今から楽しみです!
posted by ネジマキ | Comment(0) | 蝕世のエンブリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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