2021年01月09日

※ネタバレ※ 蝕世のエンブリオ第2回の感想

新シナリオ「蝕世のエンブリオ」の第2回となるウィンダス編、
少々前のことになりますが、2020年11月の前編と
12月の後編が実装されました。

第1回に続いて今回もネタバレ全開で
感想や感じたことなどを書いてみたいと思います。

この記事はこの蝕世のエンブリオのネタバレを含みますので、
未プレイの方はお読みにならないことをおすすめします。





●第2回前編(2020年11月)の感想

天の塔書記官クピピから始まった
ウィンダス編、いきなりびっくりしたのは
やはり院長服姿で現れたシャントット博士!

20年前のアルタナの神兵の時点で既に
元・口の院院長で、メガネ以外は
現代と同じ服装だったわけですから、
現役院長時代はちゃんと院長服を着ていたという事実さえ
初めて明らかになったことですね。

女性院長では現役のアプルルとルクススが
同じ女性用の院長服を着ていますが、
シャントット博士も似合ってますね。
えらいかわいく見えてしまいました。

そんなシャントットの怒りの抗議から展開して見えてくる、
天の塔をヤグードの特使たちが訪れた日に起こった事件。

ヤグードの一団に当日、急な増員が1名いたということ、
その日に居合わせたタルタルたちの記憶が消えていること。

やはりこの増員1名の正体は
鼻の院の研究員の記憶を消してまわっている
ウランマフランだったのではという疑念を抱きました。

そして、タルタルたちから証言を引き出すため、
失った記憶を呼び覚ますきっかけとなるアイテムを
集めてくることになったわけですが、
「夢想花の花びら」の出どころは1〜2日ほど
不明なままで難儀しましたね。

自分も色々な場所のマンドラゴラを狩ってはみたものの
まったくドロップする気配もなく、
マンドラといえばヨランオランと思って訪ねてみても
何もヒントはないという状態。

結局後日になってtwitterや5ちゃんなどの情報で、
どうやらプルゴノルゴ島のAlrauneが
夢想花を使った後に倒すとドロップするらしいと知り
駆けつけました。

アルラウネ(Alraune)はドイツに古くから伝わる
マンドレイク(マンドラゴラ)の亜種で、
未来や秘密に関することを教えてくれるという
伝説があるようですが、謎かけとしては
ちょっと距離があって難しかったですね。

松井さんも「かつてのFF11のクエストのような
難しさを意識した」とフォーラムで触れられていましたが、
VUすぐには解けなくてスレで情報が飛び交う感じは
かつての実装すぐのミッションやクエストを
思わせる懐かしさがあったので
成功だったのではないでしょうか。

そして、渡したアイテムをきっかけに記憶を
取り戻したタルタルたちから新しい事実がもたらされ、
次はクピピの記憶をどうにかしないととなり、
今度はホワイトベリーなる貴重なロランベリーを
調達することに。

ロランベリー耕地にいるPellioに
クロウラーの唾液で防腐処理された
古い年代のついたロランベリーを渡すと
ホワイトベリーや完熟ホワイトベリーが
もらえるわけですが、このロランベリーを
1段階ずつクロウラーを倒して
交換していくシステム、だいぶ久々にやりましたw

以前はクロウラーNMのポップもドロップ100%では
なかったと思いますが、クエスト進行中に限って
NMのポップ率が100%になっていました。

また、新たに実装されたロランベリー854の示す
天晶暦854年は北方調査隊が組まれた30年前とのことで、
バストゥーク編に続いてここでも
密やかにではあるものの「30年前の出来事と物語の
関連性」が仄めかされている気がします。

そして、ホワイトベリーをもらう時のPellioのセリフには
何種類かが用意されていて、かつては特産品売場で
売られていたのにそこからロランベリーが外され、
ロランベリー農家が困窮していることや、
これを高いするためにホワイトベリーという
希少種を作って売り出す研究をしていることなどが
知らされます。

ちょうど現実でも種苗法改正に
事情もよく知らない芸能人が反対してひと悶着あった年でもあり、
品種研究をする農家を守らないといけないという
風刺ももしかしてこめられていたのかな、とも思いました。

また、北方調査が行われた30年前には
既にクロウラーがロランベリー耕地を荒らし始めていたこと、
その後ロランベリー栽培が大打撃を受けて
水晶大戦時にはクロウラー討伐隊が結成されたこと、
この後登場するコルモルの想い人だった
ラススがその討伐隊に参加して帰らぬ人となったことなど、
一見ただのおつかいクエストに見えて
色々な歴史と事実をエンブリオの物語と
絡み合わせるための伏線にもなっていると感じました。

ここで手に入れたホワイトベリーを
クピピに渡すと彼女の記憶も蘇って次の展開に進むわけですが、
シャントット博士の温情でクピピの罪を赦してもらうために
再び天の塔に向かうと、今度は保管されていた魔法人形の
新たな事実が!

もう、これは明らかにウランマフランの計画に
進展があったということですよね!

ネタバレ記事でこんなこと言うのもなんですが、
この辺りがピンとこない方は
ぜひウィンダスミッションと
召喚士のAFクエストをやってみてください。

ウィンダスのストーリーの中で
常に奥底にある不安材料として扱われてきた
「渦の魔道士」と「禁呪」に
まさに光が当たった待望のストーリーなので、
話の全体が見えてくるとまた一段と
おもしろさが増すと思います。

そして、ウランマフランと思われる人物は
特使としてやってきたヤグードをけしかけて
渦の魔道士の魔法人形を奪っていった、と。

これを保管していた秘密の部屋の番人であり
部屋のカギでもあるカーディアン
「キング・オブ・スペーズ」を追っていくと、
疑惑の日に天の塔を訪れたと思しき
ヤグードたちとの戦闘となりました。

勝利してクピピに報告すると前半のラストとなりますが、
人形の間に押し入った賊、忘却の魔法、
カーディアンに忘却の魔法がきかないことを見越して
ヤグードたちを利用した謎の存在、
そしてここで登場したコルモルが放った
「まずはいろいろ思い出すことから始めんとなあ」
という言葉。

前半の最後でここまでの伏線が
このひとことでつながり始めた感じがしました。

最後の最後でチョイ役で出てきたコルモルが、
魔法学校、失踪した手の院院長、忘却の魔法、
記憶を失う鼻の院の研究員、渦の魔道士と禁呪、
ついでに30年前には始まっていた食糧難とロランベリー、
大戦時にクロウラーの手にかかった研究者と、
すべての点をつなぎあわせたのではないかと。


●第2回後編(2020年12月)の感想

後編は、前編で奪われたことがわかった
魔法人形の探索から始まります。

ウィンダスが五院の院長を招集して
対策を練ろうかという一方で、
ヤグードはバストゥーク編でもテーマとなった
「卵」を求めて暗躍し始めていました。

トスカポリカの依頼を受けて、
向かう先はギデアス。
ここでもまた、かつてウィンダスの
クエストやミッションで見かけた地下倉庫や
ズー・ブシュといった懐かしい要素が。

結局は魔法人形の贋作をつかまされ、
魔法人形が欲しければ「伝説の卵」との
取り引きに参加しろと告げられます。

しかもヤグードたちは他の獣人よりも先に
その「卵」を手に入れようとしているとか。
そしてあろうことか、渦の魔道士の魔法人形は
ヤグードの手の内にあることが明らかに。

そしてまた、その魔法人形と卵の取り引きに
渦の魔道士の末裔でありウランマフランとも
つながりのあるホノイゴモイも加わろうとしていました。

次の舞台はウィンダス港に移り、
スターオニオンズ団の持ち物であったらしい
魔法人形の贋作のおもちゃを渡しに行くと、
替わりにナナー・ミーゴが持っていたという
悪だくみの「しょうこひん」の暗号を託されます。

暗号を解けてもとけなくても
先に進めはするのですが、
「3つめの逆巻く渦」を50音順に
逆へ3つ読みかえてみてしまって
訳が分からず降参。(無力)

正解は各文字を正順に3つすすめて読みかえる
だったようですね。

そしてスターオニオンズ団の勘違い?で
伝説の卵は「カンペキな」幸運の卵であり、
それをボヤーダ樹へ探しに行くことに。

幸運の卵も懐かしいアイテムですね。
オポオポ王の王冠を手に入れるために必要な
レアアイテムであり、持っていると
運が上がるとかオカルト的な人気もあった品です。

今回はそんなレアアイテムを狩るわけではなく
NM戦で確実に完璧な幸運の卵が手に入りましたが、
これまた懐かしさが込み上げてくる演出でした。

そして切り札を手に入れた(と思った)
スターオニオンズ団は、ヤグードとホノイゴモイの
取り引きを邪魔しにいくことに。

この場面、なにげにウィンダスミッション・クエストの
進行状況によってジョーカーの名前が出てきたりします。

そして取り引きの現場に向かってみると、
すでにホノイゴモイとヤグードの取り引きは終わった後。
ホノイゴモイ(とおそらくウランマフラン)は、
エンブリオのテーマイラストにあるあの禍々しい卵を
何らかの方法で手に入れていた、ということになるのでしょうか。

ホノイゴモイが手に入れた魔法人形も
色といい雰囲気といい禍々しさがすごい。

意を決したスターオニオンズ団と冒険者は
ホノイゴモイから魔法人形を力づくで奪い返すことを決意します。

用心棒との戦闘に勝利した後、
逃げ去ろうとするホノイゴモイ一行でしたが
ピチチの不意をつく行動と完璧な幸運の卵の威力?で
魔法人形の奪還になんとか成功。

この辺りの演出も楽しくエキサイトな感じで良かったですね。
ひとつ注文をつけるとすれば、ホノイゴモイが
足を滑らせて(蹴りそこねて?)転ぶところが
ちょっと見た目でわかりにくかったかな、と思いました。

そして、ホノイゴモイから奪った
渦の魔道士・ガラズホレイズの魔法人形とされるものが
放った言葉「カオス」。

混沌を意味する「chaos」のカタカナつづりでもあり、
初代のファイナルファンタジーのラスボスの名でもあります。
果たして、謎の不気味な卵が生み出す混沌を意味しているのか、
ガラズホレイズが蘇らそうとしていた
魔の存在がカオスであるという暗示なのか。

クリア称号の「ケテロテククムウラケミニ」を
しょうこひんと同じ暗号解読をすると
「シニンニササヤカレシモノ」となることからも、
これはガラズホレイズの言葉であると予想されます。

結局壊れてしまった魔法人形は、
保管されていた天の塔に返すことに。

そこで、トスカポリカの記憶によると
「カオス」はガラズホレイズが書いた
禁書に出てくる名であること、
そしてヤグードが探している「伝説の卵」とは
禁書によると「蝕世の卵」というものであることが
明らかになりました。

ここで第2回ウィンダス編は終了。
卵が何なのかさえわからなかったバス編に比べると、
かなり深層が垣間見えたウィン編でしたね。

第26回のもぎヴァナで、
当初の予定ではガラズホレイズは蘇る予定だった、
そしてガラズホレイズの目的は
強大な悪の存在を蘇らせることだったと
紹介されていたことを思い出しました。

それが「カオス」なのではないかと。

そんな先が気になる展開のウィンダス編、
まだまだ話の核心が見えてこないので
どうしてもコミカルなところの方が
盛り上がって見えてしまっている感がありますが、
やはり気になっていた渦の魔道士について
ひとつ深堀りして語られたことは
とても興味深くおもしろかったですね。

ぜひ、この先のストーリー展開にも
ガラズホレイズとウランマフランを絡めて、
何かしら彼らの物語の区切りが刻まれることを
期待してしまいます。
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posted by ネジマキ | Comment(0) | 蝕世のエンブリオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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